台湾で起業してラーメン屋をやっているデグです。

6月からテスト的な意味合いもかねて、ラーメン屋からとんかつ屋をやっております。

ラーメン屋がとんかつ?????

というよくわからない状態ですが色々理由があります・・・。

とんかつ屋の人気メニュー

あ、本題の前に宣伝させてください(笑)

イチオシは名古屋味噌カツです。

日本産の赤味噌を使って本場同様の味にこだわってます。

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大人気なのはカツカレー

280元と高めの値段設定にもかかわらず、バンバン注文がきます。

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とんかつ屋を始めた理由

なぜラーメン屋だったのにとんかつ屋?

キッチンが使い物にならなくなったからです。

 

こちらの設備トラブルの記事にも書いたように換気の設計ができておらず3月あたりから非常に暑さを感じるようになりました。

 

換気ができてないとラーメン屋はどうなるか?

ラーメン作りは非常に熱を発する環境ですのでそれはもう地獄なんですよ。

強火でガンガン焚かれるスープ。もうもうとあふれる水蒸気の茹麺機。

キッチンの温度は45度を越えました。働きながらフラフラになります(笑)

 

その熱気が客席にまで伝わり、客席温度は28度近くまで上がりました。
※台湾では客席は大体22〜23度にするのが常識です。

 

そんなわけで夏本場にラーメンを作るのはこの設備では無理だと判断。

設備を流用して、なるべく追加投資せずにできる日本料理はなんだろう・・・・と考えてとんかつ屋を試験的に始めました。

台湾での施工リスク

台湾では設備トラブルにはかなり泣かされているんですがここにきてキッチン環境までにも泣かされる結果となりました。

ラーメン屋の施工実績を持つ業者が少ないこともありうちの業者もノウハウ不足で換気不良になってしまいました。

 

どんな飲食店を開業するかによりますが少なくともラーメンに関しては施工のリスクが高いように思えます。

もちろん、日系企業の業者もいるんですがそちらは料金が恐ろしく高くて・・・

海外で開業のメリットの1つに「小資本」があるのに、現地の日系企業を使うことで日本より高い金額で施工してたら意味がありません。

 

・・・とはいえ日系企業のノウハウは偉大だな・・と感じさせられる出来事でした。

例えば、カフェとか軽食などの飲食店ならばそんなに心配はいらないのかな?

 

焼き肉、焼き鳥とかラーメン、うどんとか排煙、排気の問題が大きそうな飲食店をやる場合にはキッチンの施工業者というのは気を使うべきです。

最低でもその業種の施工実績があるか?
あるのであればその店に実際に行ってみてどうか?などの調査を惜しむことなくすることが、結果的にコストを抑えられます。

 

ぼくも次店舗で施工の機会があったら絶対そうしようと思っています。とほほ。

とんかつ屋の収穫

とんかつ屋として3ヶ月目に突入にしたんですが、やってよかったなぁと思うことがいくつかあります。

客単価の向上

ラーメン1杯より、とんかつの膳1つの方が価格設定を高くしやすい、と思いラーメンの時に比べてメニューをぐっと値上げしました。

高すぎるという意見も出るかなと思ったんですが280元のカレーがどんどん売れます。

とんかつという肉料理、膳というセットにはある程度お金を出してもらえるもんだなと実感できました。

 

正直ラーメンの方が手間もコストもかかるのですが、お客様目線だとラーメン1杯という料理と、品目の多い御膳では払えるお金が変わってくるんだろうなと思います。

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テイクアウト・デリバリー需要の高さ

2つめはコレ。

「ラーメンを持ち帰りたい」とよく言われました。

日本だとラーメンのテイクアウトは考えられないですよね?

美味しく保つこことが難しく全部断っていたんですが、とんかつならば・・ということでテイクアウトを開始しました。

 

またリバリーサービスも始めました。
自分のスタッフに配送してもらうのではなく、第三者によるデリバリーサービスを使っています。

使っているのはFoodPandaという本社ベルリンのロケットインターネットがやっているデリバリーサービスです。
Food delivery from Panchiao restaurants in New Taipei City

すでに46カ国で展開されており、驚異的なスピードで広まっている会社です。

東南アジアのオンラインフードデリバリー『foodpanda』摸倣だけじゃない優れた執行力|New Commerce Hub

ピンハネ率が非常に高いの難点ですが同社は広告、クーポンのバラマキをやっているので台湾でも認知度が高いのがメリットです。

FoodPandaをサービスインしてから、ほぼ毎日注文がきますので、デリバリー市場の大きさも伺えます。

【追記】

UberEATSに替えました

 

考えてみりゃ台湾はそうなんですよね。

夜市みたいな買い食い、テイクアウトの文化が根強いのですから。

 

台湾に進出されたい方は、テイクアウト、デリバリーも視野にいれて計画を練ってみてはいかがでしょうか。

売上向上の助けになることは間違いないと思います。

色々あったけど・・・9月からラーメン屋に戻るよ

と、まあこんな理由でチャレンジしたとんかつ屋でしたが

大赤字

 

どうも都合の良い方に顧客目線を考えていたみたいで、なかなかとんかつ屋は喜ばれませんでした。。。

もちろんとんかつ屋としてのファンはできたんですが。

ラーメン食いにきてとんかつ屋になった?とお客さんの困る顔が続出する日々が続いているので。

 

ゆるい台湾人にすら理解できないレベルで店を変えてしまったようですw

しかしとんかつ屋の良さがわかったので、小規模店舗でテイクアウト、デリバリー専門でもいいのでいつかやりたいと思います。やります。

ラーメン期待してください

工事業者も決まり、9月からラーメン屋に戻せることになったので新しいラーメンも開発しつつ準備している日々です。

メニューとかも一新しました。※値段写真はまだ完成してないよ。
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ラーメン屋に戻るときには、新しい店作りをするつもりでレシピ、業務改善を毎日考えています。

これが意外に楽しいので、疲れますが充実した日々。

もちろん、ブログも頑張って書いていきたいと思います!

 

ラーメン屋だと思って来て頂いて、とんかつ屋になってた・・・という日本人の方々、わざわざ来てもらったのに本当にすみません・・・

ではまた。

【限定公開】有料記事はこちら
台湾でラーメン屋起業して得た売上や利益など・・・表に出せない話を書きました。【note】台湾でラーメン屋を起業して4年目、利益は出たか?台湾の色々な事情について
台湾で起業したラーメン屋の売上を公開しています

2014年に台湾・台北で起業したラーメン屋「武藤拉麺」の全売上を有料にて公開しました。

2014年からのリアルの売上額や以下のことを書いています。
【目次】

  • 店を開業するのに投資した費用
  • 最低利益率と最高利益率について
  • 営業情報(坪数、営業時間・・等)
  • 就労ビザについて
  • 台湾での飲食店起業はアリかナシか?

そのほか購入いただいた方からの質問の回答なども盛り込んでいます。

これまで150部以上買っていただいております。興味がある方はぜひどうぞ!

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