とある台湾のコンビニ店長の不思議なお話

日本のコンビニって本部が圧倒的に権力を握っているんですよね?

どうやら台湾もそうみたいですよ・・・

とある台湾のコンビニでの買い物

先日、奥さんとファミリーマートでチョコレートを買ったんですよね。

家で食べようと思ったら賞味期限切れ。

2016 12 05 18 30 50

まあ1日だけなので食べるには全然問題がないんでしょうが賞味期限切れのものなので台湾のファミリーマート本部へ電話しました。

ボニー
◯◯のファミリーマートでチョコレートを買ったんですけど賞味期限切れてました

 

コンビニ本部
えっ!それは本当ですか、絶対に食べないでください!大変もうしわけありません!
すぐに買った店の店長から電話させますので!!

 

と、ものすごい勢いで平謝りでした。

これにはボニーもかなりの驚きをみせていました。(台湾でこんなに謝られたことがない・・・・!と)

そして店長からの電話・・・・・

そしてすぐに店長から電話がかかってきました。

コンビニ店長
私ファミリーマート店長です!お客様大変もうしわけありません!我々は賞味期限管理には最大の注意をしていますが、今回このようなことになりまして大変申し訳なく思っています。

 

ボニー
いえいえーそんなに高価なものじゃないですし、今度から気をつけてもらえればと思って

 

コンビニ店長
すぐにチョコレート代金をお振り込みしたいので口座をおしえてください!

 

ボニー
いえいえ、大丈夫です(めんどくさいし)

 

コンビニ店長
そんなわけにはいきません!チョコレートは食べていませんよね?すぐにお捨てくださいね。

 

ボニー
わかりました、振り込みはいいので大丈夫です。チョコレートは捨てますので、また近くにいったときに買いますね

 

と、ボニーとしてはちょっと注意したいぐらいの気持ちでクレームを出したのですが、あまりにも謝られるのでちょっと困りました。

こんな感じで店長からの電話が終わり、コンビニの対応品質がすごいなぁとボニーと話していたのです。

店長からまさかの提案!?

ここまでは、ちょっとクレームを出したら想像以上に丁寧な対応で驚いたな〜という話なんですが、ここからが驚きです。

店長からもう一度電話がかかってきました。(だいたい5分後ぐらい)

コンビニ店長
先ほどお電話したファミリーマート店長です!
お客様、大変申し上げにくいのですがこのような賞味期限切れのものを売ってしまうことに関して本部との契約に非常に影響がでます。

 

ボニー
は、はぁ・・・?

 

コンビニ店長
もしよければお客様から本部にもう一度電話していただけないでしょうか?

 

ボニー
ん、ん?本部に何を電話すればいいんですか?

 

コンビニ店長
賞味期限切れのものではなかった、と・・・・
このままでは本当に契約に影響が出てしまいます

 

な、なんとコンビニ店長はまた本部に電話して「賞味期限切れのものは勘違いでしたー」と言ってくれるようにお願いをしはじめました。

 

めちゃくちゃだ!もみ消しに必死過ぎる!

 

ボニー
えっ私が本部にさっきのは間違いでしたっていうウソの報告をしろということですか?

 

 

コンビニ店長
いいえ!ウソをついてほしいわけではありません!!しかし本当に本部との契約が・・・・

ボニー
いやいやいや、じゃあ何て本部に連絡すればいいんですか?

コンビニ店長
いや、ウソではなくてですね、ただ「自分が間違ってました」とかそういう風に言っていただければ・・・・賞味期限切れのものではなかった、と・・・・

ウソじゃねーか!w

ボニー
なんで私がウソをついて本部に謝らないといけないんだ!

コンビニ店長
もしよければ直接ご挨拶にうかがいたいのですが・・・・・・・

 

なんだか話がまとまらなくなってしまったようです。

結局、なんで自分がウソをついてまでまた本部に電話しなくちゃいけないのか、意味がわからないということで話を終えました。

 

ボニー
振り込みもいらないし、挨拶もいらないです。でも本部には電話しません。

コンビニ店長
はぁ・・・頑張ります。ありがとうございます。・・・・・・・

 

何を頑張るのかよくわからないのですがそのように電話が終わりました。

翌日店長はチョコレート代金を口座に振り込んでくれていたので対応の品質はすごいなぁと・・・・ボニーと話していたのです。

台湾のコンビニ店長も苦労しているんだなぁ

台湾のコンビニも本部の圧力に耐えながら頑張ってるんだなぁ・・・と思ったのですがすごい話ですよね。

クレームを出したお客さんに対して「本部にもう一度電話して、間違いでしたといってほしい」とお願いしてくるとは・・・・・

単純にコンビニ店長が何も考えてないだけなのか?

それとも本部が鬼のように厳しいのか?

そんなことをボニーと話し合っておりました。

日本のコンビニは本部の強さが有名ですが、ここ台湾でも本部は絶対的な存在のようです。

台湾人嫁ボニーのコメント

ボニー
これぞ台湾!たぶん店長は私がまた本部に報告する可能性とか、深く考えてないだけだと思う
台湾で起業したラーメン屋の売上、失敗した2号店の事情を公開!

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【目次】

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そのほか購入いただいた方からの質問の回答なども盛り込んでいます。

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2号店の失敗、その損失と教訓について

-2019年10月-
ラーメン屋2号店を立ち上げるも4ヶ月で撤退。その理由は?損失額や反省、教訓を公開しました。

【目次】

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  • 第二部:店舗探し〜開業〜閉店・店舗売却までのタイムライン
  • 第三部:2号店失敗の分析、これから開業する人に知ってほしい教訓
  • 番外編:5年の経験と2号店の失敗を経ての「海外ビジネスの難易度」

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