日本って税金高いですよね、保険料もずっと上がり続けてるし・・・

どうも台湾で武藤拉麺をやっているデグです。

ふだんから台湾人スタッフの「台湾は給料低いのよね」という愚痴をよく聞くんです。

しかし「台湾って税金高いよね」と聞いたことは1度もありません。

と、思ったのがこの記事を書いたきっかけです。

台湾への就職、起業、移住など給料事情に興味があるかたは読んでおいて損はありません。

 

結論から言うと台湾では保険・税金の負担額が合計5%ほどで格安です。

実際に給料の計算をしてみたので紹介しますね。

30代台湾人のモデルケース

具体的に計算していくにあたって以下のモデルケースで計算をしました。

モデルケース
月給:35,000元(129,500円)+ボーナス1ヶ月分
年収:455,000元(1,683,500円)

給料は業種によって様々ですが、とりあえずはこの条件です。

日本の場合の保険や税金

具体的な計算に入る前に、日本の一般的なサラリーマンは以下の保険、年金、税金を納めています。

  • 健康保険
  • 厚生年金
  • 雇用保険
  • 介護保険(45歳以上)
  • 所得税
  • 住民税

総支給に対しだいたい20%前後の負担です。

総支給30万円なら6万円ぐらいの天引きという感じですね。

社会保険料

まずは社会保険料を計算してみます。
日本でいうところの、国民年金や健康保険などにあたるところですね。

台湾では以下の4つがあります。

  • 国民健康保険
  • 労働保険(年金系)
  • 退職金(年金系)
  • 国民年金(年金系)

健康保険(全民健康保険)

これはその名の通り、健康保険です。
※ぼくが知らないだけかもしれませんが日本のような保険組合はありません。

月給35,000元のうち30,000元を課税額として、毎月490元(1,813円)の負担になります。
月額表はこちら→衛生福利部中央健康保險署-全球資訊網

 

ちなみに台湾にも高額医療費制度はあります。
負担額の上限は年間50,000元です。

労働保険(勞工保険)

日本でいうところの厚生年金のような保険です。

業務中のケガ・事故などの治療費はこの保険から支払われます。

こちらも30,000元を課税額として、毎月696元(2,575円)の負担になります。
月額表はこちら→勞保年金簡介 - 勞動部勞工保險局全球資訊網

退職金(勞工退休金)

これも厚生年金のようなもので、事業主が100%を負担します。

なので給料からの天引きは0元です。
月額表はこちら→一般單位保險費分擔金額表 - 勞動部勞工保險局全球資訊網

国民年金(國民年金)

台湾の国民年金の制度自体は新しく、10年ほどしかたっていません。おそらく日本と同じように年金制度が厳しくなってきたことが新設の原因でしょう。

 

こちらの一般的な負担額は毎月699元(2,586円)の負担になります。
資料はこちら→保險費負擔比率及金額 - 勞動部勞工保險局全球資訊網

(ただここだけの話、これを払っているという台湾人にあったことがありません笑)

 

ここまでが社会保険の負担金額です。

税金

次は税金です。

日本では所得税・住民税が代表的な税金ですが、台湾では所得税のみです。

日本のように会社が源泉徴収するわけではないので、毎年自分で計算して申告するのが台湾のやりかたです。

所得税計算の条件

所得税の計算には課税対象額を算出する必要がありますが、以下のような条件で計算してみました。

課税対象額
月給:35,000元→課税対象額:30,000元
年収:455,000元→課税対象額:390,000元

ちなみに台湾でも交通費やまかないなど非課税になるものは多くあります。※日本と似てます

年収390,000元(1,443,000円)の所得税を計算すると・・・

スクリーンショット 2017 03 16 14 45 37

4,350元(16,095円)となります。
計算にはこちらをどうぞ→線上稅務試算-簡易估算國稅稅額-綜合所得稅試算-財政部稅務入口網

 

安すぎるw
ぼくは日本にいるとき8万円ぐらい払ってたのに・・・

 

しかも日本だとコレに加えて住民税もありますからね。

台湾・日本それぞれの総支給から残るお金(手取り)は?

一通りの保険・税金を計算したので、1年間の総支給から手取り(残るお金)を計算してみました。

1ヶ月あたりの保険・税金

月額 年間
健康保険 490元 5,880元
労働保険 696元 8,352元
国民年金 699元 8,388元
所得税 362元 4,356元
年間合計 26,976元
(99,811円)

 

年間10万円以下の負担金額です。

ちなみに台湾でワーホリ日本人を雇うと、所得税以外払わなくてOKです。

手取り年収

455,000元-26,964元=428,051元(1,583,788円)

このような結果となりました。

冒頭の通り負担額は約5%と格安です。

日本で例えるなら
日本で年収300万円で例えば場合
  • 日本:60万円の天引き
  • 台湾:15万円の天引き

ということになりますね。

いやぁ、税金と保険料やすいなぁ・・・。

まとめ

今回は台湾人のリアルな給料を計算してみました。

もともとの給料が低いということは実感してますしご存知の方も多いでしょう。

しかし日本と台湾では受けられる行政サービスの種類は全然違うので一緒くたにはできません。

 

しかし・・・

  • 給料から20%もっていかれる日本
  • 給料から5%しか持っていかれない台湾

 

ということを知るとまた見方が変わってきますね。

 

また台湾は消費税5%であることや、法人税は17%と税負担の低さは魅力的です。
※この件はまた別の機会に書きたいと思います

手元に多くのお金が残る」これが台湾で起業家が多い理由の1つかもしれませんね。

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