
【追記】
2016年6月22日時点
現在5名の方にご応募をいただき1名の方に内定を提示させて頂きましたので一旦ご応募を締め切らせて頂きます。
今後も台湾進出を考える方の採用をしたいと思っております。
ご応募ありがとうございました。
台湾で武藤拉麺を経営しているデグです。
今回は武藤拉麺初の日本人に向けた求人です。
しかし単なる労働力はもとめていません。
台湾で一緒に同志として頑張れる人を待っています。
台湾で起業・開業・進出したい人はぜひ。
【追記】
応募フォームを作成しましたのでこちらに連絡ください。
ページ一覧
武藤拉麺の募集要項
今回の募集する人材は下記の2枠で考えてます。
- 正社員(店長・管理者)枠
- アルバイト枠
正社員枠は今のぼくがやっている業務内容を全部担うものです。
就労ビザはこちらで発行します。
アルバイト枠はワーキングホリデーの方向けです。
時給制で考えています。
賃金、待遇について
正社員にはNT$44,000〜50,000を計画しています。
月8日休みのシフト制(1日8時間)。
ぼくは武藤拉麺の店長職として、自分へNT$50,000の給料を設定しているので、それをまるまる今回採用する人に渡す形になりますね。
アルバイト枠について
アルバイトの時給はNT$140を予定しています。
給料は他社の一般的な日本人雇用に対して、かなり安いです。
※理由は後述します。
なぜ日本人を募集する気になったか?
武藤拉麺ではこれまで日本人を採用することは全く考えていませんでした。(日本人の賃金高いし・・・・・笑)
それなのに、今回の求人を計画したのには理由があります。
「日本の今後の情勢を考えると色々な日本企業・日本人が台湾へ挑戦するのではないか?」
実際に、ぼくと同じ飲食店未経験者や、日本で複数店舗をかかえてるオーナーさん、台湾の駐在員をやっている人、日本のラーメンチェーン店・・などなど色々な方からの談を受け、それを感じます。
日本というブランド力はここ台湾で絶大です。
アジアのどこに進出するか?と考えたら台湾でしょう。やっぱり。
それぐらい台湾はやりやすい国じゃないかと、今では思います。
台湾人はいい人だけど台湾人業者は死滅していいと思いますよぼくは。
そりゃ一部の業者には良い人いるけど悪い人多すぎるでしょうに— でぐ@台湾 (@DEMI1202) 2016年3月10日
色々問題は多いけど。
それに加え、個人レベルの話になりますが日本という国の幸先にあまり希望を感じられず、海外に居住してみたいという意識も強まっている気がします。
そんな情勢の中、台湾での起業、開業を成功させるためのステップとして武藤拉麺が存在したいなと考えています。
どういうことなのか詳しく語りたいと思います。
海外での起業は本当にリスクが高い。ではリスクを少しでも下げるためにどうするか?
海外での起業は常に失敗の連続です。
失敗=金銭的損失・時間的損失になるわけで、ぼくは本当に無駄なお金と時間を使ってしまいました。
しかし、失敗を経験してきたからこそ次はどういうことに気をつければいいのか?
お金をセーブするポイントはどこにあるのか?ということに頭が回るようになりました。
こういったノウハウを他の挑戦者にもシェアしたり、その人自身が台湾での起業準備ができる場所があったらいいんじゃないかと。
「まてよ?じゃあ武藤拉麺で働きながら自分の開業準備をしてもらうのはどうか?」
「そうすればぼくの代わりに働いてくれる人が出てくるかも。
そして、ぼくは働いてくれる人に今までのノウハウを分け与えればWin-Winじゃないか?」
というアイディアに至ったわけです。
台湾での起業・開業を成功させるためには?
photo by Ludovic Lubeigt
台湾での起業・開業・進出を成功させるためには相当の準備をするべきです。
準備をするのは当たり前だ!そう思うかもしれません。
しかしですね。
日本のどこかに就職しながら台湾に足を運んで情報収集がまともにできるでしょうか?
台湾に住んでからどうやって出店場所を決めますか?
会社はどうやってつくればいいか分かりますか?
従業員はどうやって見つければいいのか?
食材の仕入先はどこから仕入れるのか?
店はどうやって工事をすればいいのか?
そういった色々なことを一挙にやっていかないといけないんです。
そして準備に時間がかかればかかるほど、家賃や生活費、日々の出費が重たくのしかかってきます。
本当に焦ります。
例えば、物件を契約したはいいものの、施工業者が決まってない。
施工業者を慌てて探すものの、見積が高すぎて2社目、3社目と探してたらいつの間にか2ヶ月近く経過してた・・・(体験談)
こんな場合、工事完了までの家賃というのはただの出費ですよね?
1ヶ月分の家賃は飲食店の半月〜1ヶ月分の利益に相当するんです。
ということは1ヶ月オープンが遅れれば1ヶ月分の投資回収が遠のくのと同意義になります。
刻々と減っていくお金。
日に日に焦ってしまい、とにかく店の完成を優先し、オープンすればいいや!という気持ちになる
そしていつの間にか店のオープンが目標になってしまう。。。
台湾で働きながら、自分の店の開店イメージを完成させる
そうやってその場しのぎの起業にならないよう、しっかりと準備をしましょう。
武藤拉麺は飲食店をやりたいのであれば、その準備に役立つ場所であると確信しています。
ちなみに、このブログでは、過去にも台湾での成功のポイントについて書いた記事はありますが、ほかにもまだまだ伝えきれていないことがあります。
武藤拉麺で働きながら自分の店のイメージを構築し、成功の可能性を少しでもあげられるよう手助けをします。
1番大きいのは無駄な費用をかなり節約できることです。
先ほどの家賃の例はもちろん、他にも施工業者、厨房機器、仕入先などをじっくり選定してから選べばそのぶん安いところが見つかるはずです。
こういったことを積み重ねれば、結果的に開業にかかる資金は100〜200万円以上は節約できます。
目標は1年・せめて2年以内に武藤拉麺を卒業
武藤拉麺で働く場合、1年か2年以内に自分の店の開業の為に卒業していくようなスケジュールで働きましょう。
なぜ最低が1年間なのかというと、飲食ビジネスは1年間の間の気候変動で売上が大きく変わります。
冬にラーメンが売れるのは当たり前。
じゃあ夏は?
そういったことを経験するためにも1年は現場の経験をしたほうがいいと思っています。
ちなみに、武藤拉麺がどれぐらいの投資をし、年間を通して売上や利益がいくらあるのか?は下記にて公開しています。
台湾でラーメン屋を開業してから19ヶ月。これまでの売上推移や台湾で起業すべきか?について|でぐ@TAIPEI|note
※うちの情報がダダ漏れにならないように有料コンテンツにしてます。
台湾進出の検討者にはこの情報は開示するつもりですのでご安心を。
武藤拉麺を卒業後は?
photo by Toomore Chiang
武藤拉麺を卒業後の道はあなたの希望によって変わります。
自分の店をやりたい
自分のオリジナルの店をたちあげたいのであれば、ある程度の準備ができてから卒業してください。
こちらも店を手伝って頂ける恩がありますので、出来る限りサポートします。
円満に退職してくれるのであれば、うちのスタッフを引き抜いていっても構いません。たぶん。
武藤拉麺の支店をやりたい
もしくは武藤拉麺の暖簾分けです。
この場合、ノウハウや業務ルーチンワークがすでに完成しているので店さえ完成してしまえばすぐに開業が可能です。
参考:台湾でラーメン屋を開業してから19ヶ月。これまでの売上推移や台湾で起業すべきか?について|でぐ@TAIPEI|note
オープニングメンバーも武藤拉麺のスタッフから派遣したり、立ち上げ当初の会計処理、税務申告、社会保険なども全面的にサポートします。
また、こちらの資金状況にもよりますが出資も検討してます。
支店をやりたいとなった場合、ぼくは死ぬ物狂いでサポートします。(本店に影響でますから笑)
今回の武藤拉麺求人情報をまとめると
長くなったのでまとめます。
武藤拉麺は台湾で起業したい方の成功を高めるための雇用をしたいと思っています。
ただ単に台湾に来てみたい、台湾で就労ビザがほしい、そういった方はすべてお断りさせてください。
すみません。
下記に今回のアイディアにおけるあなたとぼく、双方のメリットを記載します。
武藤拉麺で働くあなたのメリット
- 台湾での飲食店経営を最も経営者に近い立場から体験できる
- 台湾の税金、社会保険、法律知識、商慣習をを自分が開業する前に理解することができる
- 自分が独立する際の、仕入先や人材調達、立地選定を台湾に住みながら働きながら進めることができる
- 自分の出店の成功確率を上げることができる(1番重要)
ぼくのメリット
- あなたに店を任せることで、他の事業に取り組む時間を作ることができる
- 武藤拉麺に日本人管理者を常に駐在させることができる
- 台湾進出サポートの事例をつくることができる
以上のようなお互いのメリットがあると考えています。
アルバイト枠について
なお、アルバイト枠についてはワーキングホリデーで台湾に駐在している方を対象にしてみようかなと考えています。
アルバイト枠の採用にあまり前向きでないのは、双方にとってメリットの出る雇用体系があまりイメージできないのです。
おそらく時給140元で割に合わない思いをしてしまうだけになるんじゃないかな、という思いから弱気です。
もっと時給を上げたいところではあるんですが、日本人ならではの価値をアルバイト業務だと出しにくいため、ほかの台湾人スタッフを差し置いて日本人の賃金だけを優遇するというのもあまりやりたくないです。
(日本人ならではの価値・・・日本人お客様の対応や、日本語対応によるサービス等)
アルバイト枠については、働きたい人が何を求めているのか?ということをあなたからお聞かせ頂いて、ぼくが納得できる場合、働いて貰えたらなと思ってます。
(武藤拉麺はほぼ台湾人のお客さんしか来ないので、語学面など結構厳しいんです・・・・)
最後に
最後になりましたが、武藤拉麺初の日本人求人です。
台湾で起業したい人を募集するというハードルを高く設定してしまった感じはあります。
・・・・が、そういった明確な目標・目的なしにして意義のある雇用もできないと思ってのことです。
何となく台湾で働いてみたい、だけで働いても何ともなりません。
自らの選択の責任をすべて負う、という覚悟で取り組める同志を求めています。
少し話がそれますが、過去に武藤拉麺の立ち上げを手伝ってくれた、日本人後輩が台湾で独立しようとする際に、あまり手助けができなかったことを少し後悔してます。
結果的に彼は日本で自分の店を立ち上げました。
以前会った時に、力を蓄えて台湾に再挑戦すると語ってくれたので次こそは彼に万全なサポートを提供したいなぁと今でも思っています。
では、応募お待ちしてます!
【追記】
フォームを作成しました。簡単なご質問内容です。
ご質問は下記の連絡先にて受けています。
Mail:degu1985deguあっとgmail.com(あっとを@に)
LINE:degu
Facebook:https://www.facebook.com/YusukeDeguchi
※Facebookはメッセージになかなか気が付かないので出来ればさけてくれると嬉しいです。
台湾人嫁ボニーのコメント

※ボニーは日系の飲食企業で4年ほど働いてました。採用などの人事、仕入先探し、試食、業務改善、出店候補テナント探し・・・など何でも屋だったらしいです(笑)