台湾でラーメン屋を開業するとき、アルバイト集めに1円も使わなかった話

台湾・台北で武藤拉麺を開業して2ヶ月ほど経ちました。

色々な失敗があったんですが、これはやってよかったなぁということの1つを紹介します。

武藤拉麺のメンバーはどのようにして集めたか

いま3人の正社員、6人のアルバイトに勤務してもらっています。

最初の正社員の1名は、さすがに何も伝手がなかったので、インテリジェンス(旧名:テンプスタッフ)さんに依頼して募集をさせてもらいました。

条件には、もちろん日本語ができることを入れてます。

そしてあっさりと新卒大学生の日本語能力試験の最上級資格のN1を持つ子が見つかり、即採用。
[参考]
N1~N5:認定の目安 | 日本語能力試験 JLPT

今思うと、中国語が全くできないぼくにとって様々な方面で活躍してくれる彼を雇用できたのが、最大の幸運でした。

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最初の正社員

Facebookだけで全メンバーが集う

その他のメンバーは、全員Facebookでの募集で集まりました。

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このような募集内容の文章を作って、武藤拉麺のFacebookページで告知。

 

また下記のような、Facebook上にある求人情報を集めたグループに投稿。
OUR WORK IS OUR PLAY(PT 打工情報)

 

そして彼の卒業した大学のFacebookグループへ求人情報を投稿しました。

 

この活動で、大学の日本語学科卒業生や在籍中のアルバイトを中心にあっという間にメンバーが集まりました。

 

今いるメンバーは全員日本語での日常会話が可能です。
彼以外の、正社員2名、アルバイト6名を集めるのに1円も使わなかったことになります。

台湾の主たる求人サイト

ちなみに台湾には下記の大手求人サイトがあります。が、月額1500元ほどの毎月費用が発生します。

1111人力銀行
yes123
518人力銀行
※日本で求人情報を出すことを考えたら安いとは思いますが・・・

Facebookに求人情報を出すタイミング

これまた運が良かったところなんですが、8月に求人活動を始めたことも重要なポイントでした。

台湾の大学は6月中旬〜9月上旬まで夏休みです。

 

大学生は夏休み明けの9月からのアルバイトを探すことが多いらしく、ちょうど武藤拉麺の求人活動はそのニーズにピッタリだったようです。

そのニーズのお陰で計18名ほどの面接を経て、メンバー集めをすることができました。

※ちなみに当初は紹介された最初の正社員以外をすべてアルバイト雇用しておりその後に2名を正社員雇用に格上げをしてます。

まとめ

今回の記事をまとめると下記の3点です。

  • 日本語能力試験をクリアする日本語能力の高い人材は人材紹介会社を使うと効果的
  • アルバイトを募集するならFacebookは欠かせない流入先になる
  • 大学生のアルバイト募集には彼らの休み明けを狙うと応募が多くなる

 

台湾で起業して、人材集めが必要になりそうな方は参考にしてください。
ではまた。

台湾で起業したラーメン屋の売上、失敗した2号店の事情を公開!

台湾ラーメン屋の起業記録

2014年に台湾・台北で起業したラーメン屋「武藤拉麺」の全売上を有料にて公開しました。
リアルの売上額や以下のことを書いています。
【目次】

  • 店を開業するのに投資した費用
  • 最低利益率と最高利益率について
  • 営業情報(坪数、営業時間・・等)
  • 就労ビザについて
  • 台湾での飲食店起業はアリかナシか?

そのほか購入いただいた方からの質問の回答なども盛り込んでいます。

これまで150部以上買っていただいております。興味がある方はぜひどうぞ!

2号店の失敗、その損失と教訓について

-2019年10月-
ラーメン屋2号店を立ち上げるも4ヶ月で撤退。その理由は?損失額や反省、教訓を公開しました。

【目次】

  • 第一部:2号店の損失額(開業費、運営費用、撤退費用)
  • 第二部:店舗探し〜開業〜閉店・店舗売却までのタイムライン
  • 第三部:2号店失敗の分析、これから開業する人に知ってほしい教訓
  • 番外編:5年の経験と2号店の失敗を経ての「海外ビジネスの難易度」

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