台湾生活で心が折れそうになった瞬間は?

住み始めて2年半経っちゃいました。

どうも、台湾で武藤拉麺を経営しているデグです。

台湾で心が折れそうになった瞬間について書きたいと思います。

というのも台湾女性ブロガーのKeddyちゃんがこんな面白いことを書いてました。→台湾生活で心が折れそうになる瞬間

 

あるあるwと思いながら面白く読めたので、自分の台湾で心が折れそうになった瞬間を思い出してみました。

1.中国語が伝わらなくて、かえってきた英語もわからない

これ、多くの日本人が体験していると思うんですよね。

前にも書いたように中国語って発音がすごく難しいんですよ。

いちおう少しは中国語を勉強しています、仕事でも使っていますし。

 

お客さんにラーメンを運ぶときに「豚骨ラーメンです〜」「小皿必要ですか?」などなど中国語を使うのですが、発音のせいでやっぱり伝わらないことが多いんです。

「はあ?」という顔をされることもしばしば。

 

まあそういうのには慣れていて、身振り手振りで対応できるのですが、たまに優しい台湾人の人は「ああこの人外国人なんだな」って察して英語でこたえてくれたりするんですね。

 

その英語にこっちが「はあ?」となってしまうときの悲しさといったら。

 

え、なにこの外国人、海外にいるのに中国語も英語もできねーの?」というような雰囲気・・・(言われてないけど)

「ああ、俺って海外に住んでるのに中国語も伝わらない、英語すらまともにできない・・・なにやってんだろ」と精神的ダメージを負う瞬間です。

 

日本はもっと英語教育を進めてください!

2.台湾の暑さ

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台湾の気候には、心が折れそうになります。

ぼく暑いのが苦手なので・・・・

なんで台湾にいったんだというツッコミどころはあると思いますが、台湾がこんなに暑い国だとはしりませんでした。

 

これを書いている10月6日時点でまだ30度を超える台湾。

しかも湿度が高くて汗が止まらない感じの暑さが・・・

 

台湾・台北のケースですが、4月の中旬に30度を超えて一気に暑くなります。

そしてその暑さが10月後半まで続くので丸々半年は真夏という感じですね。(南にいくともっと暑いと思う)

それに加えてやってる仕事はラーメン屋っていう状況に心折れそうになりました。

3.台湾の業者の対応の悪さ

次はこれです。台湾人っておおらかな人が多くて優しい人が多いです。

しかし、このおおらかさがビジネスにとってはとてつもなく厄介です。

 

台湾人の基本的スタンスは「自分に甘く、人にも甘い」です。
日本人はどちらかというと「自分に厳しく、人にも厳しい」ですかね。

 

例えば店の空調修理を依頼すると、まあ約束の時間にこないのは当たり前ですね。

連絡ナシでこないとか普通によくあります。

電話すると「忘れてたから明日行くわ〜」的な回答で全く悪びれる様子もない!

 

この対応の悪さは、自分の精神力というか余裕がすごく試される瞬間です。

ぼくは店の売上が悪い&備品が故障続きで金がなくなる&スタッフが足りないくて忙しい・・・・などなど色々ストレスが重なった中、台湾業者の酷い対応を立て続けに受けたときプッチンしかけました。

怒りのツイートしたことは今でも覚えてます。

あまり台湾人のことを悪くいいたくないので、何があったか詳細は書きませんが辛かったです。。。

台湾でビジネスをやりたい人は、台湾人のおおらかさを受けれいる余裕を用意しておきましょうね。(笑)

4.Gが異常に多い

先程も書いたように、台湾は常夏です。
常夏というと、◯キ◯リもといGには快適な生活環境なんですよね。

加えて夜市など衛生概念が低い地域も多々あってそれがますますGの活動に拍車をかけています。

台湾政府もこれはイカン!とちゃんとわかってるみたいで1ヶ月に1度害虫駆除の薬をまく活動をしてるんですよ。

ぼくは台湾に着たばかりのとき、ちょうど政府の害虫駆除に立ち会ったことがあります。(立ち会ってしまった)

地獄の底から湧いてくる、Gの数々・・・・・100匹とかそんなレベルじゃないですよ!!

 

「あっ日本帰りたい・・・・」

 

あれは日本人にはツラい瞬間ですよ。

5.海外でふとやってくる孤独感

海外にきてから自分がさみしがりやなのだと理解した出来事でもあります。

台湾にきて1年目〜2年目は夜寝る前に何だか寂しくて寝れない、という時期がありました。

ラーメン屋を立ち上げて、毎日店のこととお金のことに追われている間はよかったんです。

 

でも少し余裕ができたときに、このどうしようもない孤独感に襲われました。

「誰でもいいから一緒に食事したり飲みにいったりしたい」

 

こんなことを自分が考え出すとは思いもよらない瞬間でした。

思い返せば台湾で日本人の友人も積極的に作ってませんし、スタッフともあんまり友達という関係にはならないようにしてました。

 

なので、気がついたら自分の店と全く関係ない友人関係やそういうのが全くない環境でした。愚痴をこぼしたり弱音を吐くのは母ぐらいw

その中で色々ストレスがたまっていたのかもしれません。

 

事業に集中したいけど、集中力がでない、こんな状態でした。

海外はストイックに何かを実現できる場所でもありますけど、その代償に孤独があるということも忘れてはいけませんね。

たまに吐き出すって大事です。

 

ぼくの場合は奥さんが友人から始まり、恋人になりそのまま結婚したので、もうありがたやありがたや。

おかげさまで孤独感もなくなったので、友達をつくる必要もなくなりました(?)

 

いかがでしょうか。台湾で心が折れそうになった5つの瞬間でした。

まあネガティブに書きましたが、台湾は心折れる出来事以上に楽しいことが多いですよ!!

 
台湾人嫁ボニーのコメント

ボニー
どうも、台湾の料理に全然興味がない夫婦です。
最近お腹空いた時食べたい物が全くないよね。日本のご飯が食べたすぎて心が折れそう(´ー`)
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2号店の失敗、その損失と教訓について

-2019年10月-
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【目次】

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