ラーメン屋をとんかつ屋に変えた理由と収穫

台湾で起業してラーメン屋をやっているゆうすけです。
6月からテスト的な意味合いもかねて、とんかつ屋をやっております。

ラーメン屋がとんかつ?????
このような疑問は腐るほど頂きました。

イチオシは名古屋味噌カツでございます。
日本産の赤味噌を使って本場同様の味にこだわってます。
2015 08 20 16 22 07

大人気なのはカツカレー
280元と高めの値段設定にもかかわらず、バンバン注文がきます。
2015 08 20 16 22 19

とんかつ屋を始めた理由

なぜラーメン屋だったのにとんかつ屋?
それは、こちらの設備トラブルの記事にも書いたようにキッチンの換気ができておらず、3月あたりから非常に暑さを感じるようになりました。

換気ができてないとラーメン屋はどうなるか。
ラーメン作りは非常に熱を発する環境ですのでそれはもう地獄なんですよ。

強火でガンガン焚かれるスープ。もうもうとあふれる水蒸気の茹麺機。
キッチンの温度は40度を越えました。
働きながらフラフラになります(笑)

その熱気が客席にまで伝わり、客席温度は28度近くまで上がりました。
※台湾では客席は大体22〜23度にするのが常識です。

そんなわけで、夏本場にラーメンを作るのはこの設備では無理だと判断。
設備を流用して、なるべく追加投資せずにできる日本料理はなんだろう・・・・と考えてとんかつ屋を試験的に始めました。

台湾での施工リスク

台湾では設備トラブルにはかなり泣かされているんですが、ここにきてキッチン環境までにも泣かされる結果となりました。

台湾ではラーメン屋の施工実績を持つ業者が少ないこともあり、今回の業者さんもノウハウ不足で換気不良になってしまいました。

台湾でどんな飲食店を開業するかによりますが、少なくともラーメンに関しては施工のリスクが高いように思えます。

もちろん、日系企業の業者もいるんですが、そちらは料金が恐ろしく高いです。
海外で開業のメリットの1つに少ない資金で・・というのがあるのに、現地の日系企業を使うことで日本より高い金額で施工してたら意味がありません。

とはいえ、日系企業のノウハウは偉大だな・・と感じさせられる出来事でした。

例えば、カフェとか軽食などの飲食店ならばそんなに心配はいらないのかな・・と思います。

焼き肉、焼き鳥とかラーメン、うどんとか排煙、排気の問題が大きそうな飲食店をやる場合にはキッチンの施工業者というのは気を使うべきです。
最低でもその業種の施工実績があるか?あるのであればその店に実際に行ってみてどうか?などの調査を惜しむことなくすることが、結果的にコストを抑えられます。

僕も次店舗で施工の機会があったら絶対そうしようと思っています。とほほ。

とんかつ屋の収穫

とんかつ屋として3ヶ月目に突入にしたんですが、やってよかったなぁと思うことがいくつかあります。

客単価の向上

ラーメン1杯より、とんかつの膳1つの方が価格設定を高くしやすい、と思いラーメンの時に比べてメニューをぐっと値上げしました。

高すぎるという意見も出るかなと思ったんですが、280元のカレーがどんどん出るところをみると、とんかつという肉料理、膳というセットにはある程度お金を出してもらえるもんだなと実感できました。

正直ラーメンの方が手間もコストもかかるのですが、お客様目線だとラーメン1杯という料理と、品目の多い御膳では払えるお金が変わってくるんだろうなと思います。

2015 01 06 22 17 31

テイクアウト・デリバリー需要の高さ

2つめはコレ。
台湾ではラーメンを持ち帰りたい持ち帰りたい、とよく言われました。
ラーメンを時間が経過しても、美味しく保つこことが難しく全部断っていたんですが、とんかつならば・・ということでテイクアウトを開始しました。

また、デリバリーサービスも始めました。
自分のスタッフに配送してもらうのではなく、第三者に夜デリバリーサービスを使っています。

使っているのはFoodPandaという本社ベルリンのロケットインターネットがやっているデリバリーサービスです。
Food delivery from Panchiao restaurants in New Taipei City

すでに46カ国で展開されており、驚異的なスピードで広まっている会社です。
東南アジアのオンラインフードデリバリー『foodpanda』摸倣だけじゃない優れた執行力|New Commerce Hub

ピンハネ率が非常に高いの難点ですが同社は広告、クーポンのバラマキをやっているので台湾でも認知度が高いのがメリットです。

武藤正式和Foodpanda空腹熊貓合作囉!希望多了外送能夠服務到更多的客人(́◉◞౪◟◉‵)[外送菜單包含]・里肌炸豬排御膳・腰內炸豬排御膳・名古屋味噌里肌炸豬排御膳・多明格拉斯里肌炸豬排御膳保證現點現作,讓客人都能吃到…

Posted by MUTO on 2015年8月14日

FoodPandaをサービスインしてから、ほぼ毎日注文がきますので、デリバリー市場の大きさも伺えます。

考えてみりゃ台湾はそうなんですよね。
夜市みたいな買い食い、テイクアウトの文化が根強いのですから。

台湾に進出されたい方は、テイクアウト、デリバリーも視野にいれて計画を練ってみてはいかがでしょうか。
売上向上の助けになることは間違いないと思います。

9月からラーメン屋に戻るよ

と、まあこんな理由でチャレンジしたとんかつ屋でしたが、大赤字くらいました。
どうも都合の良い方に顧客目線を考えていたみたいで、なかなかとんかつ屋は喜ばれませんでした。

もちろん、とんかつ屋としてのファンはできたんですが・・・
ラーメン食いにきてとんかつ屋になった?とお客さんの困る顔が続出する日々が続いているので(;´∀`)

ゆるい台湾人にすら理解できないレベルで店を変えてしまったようですw

しかし、とんかつ屋の良さがわかったので、小規模店舗でテイクアウト、デリバリー専門でもいいのでいつかやりたいと思います。やります。

ラーメン期待してください

工事業者も決まり、9月からラーメン屋に戻せることになったので新しいラーメンも開発しつつ準備している日々です。
メニューとかも一新。※値段写真はまだ完成してないよ。
スクリーンショット 2015-08-23 22.42.54

ラーメン屋に戻るときには、新しい店作りをするつもりでレシピ、業務改善を毎日考えています。
これが意外に楽しいので、疲れますが充実した日々。

もちろん、ブログも頑張って書いていきたいと思います!

ラーメン屋だと思って来て頂いて、とんかつ屋になってた・・・という日本人の方々、わざわざ来てもらったのに本当にすみません・・・
9月から旨い!と言われるラーメンを用意してお待ちしておりますのでいつでもあそびにきてください!

ではまた。

台湾での起業ノウハウを公開中!

台湾でラーメン屋を起業して3年目を迎えました。
  • 売上は?利益は出たか?
  • スタッフはどうやって募集した?
  • 台湾で起業はおすすめなのか?
  • 物件の探し方は?

などなど!色々な話を盛り込みました。 リアルな投資金額や売上さらには利益率を書いています。
台湾進出を検討している人には参考になるはずです。
台湾でラーメン屋を起業して3年目、利益は出たか?台湾の色々な事情について
この有料記事には、毎月の売上を追記さらには質問への回答を随時更新していますので、ぜひ活用してください。

タメになったらシェアお願いします!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。