仕事辞めたい/転職したい人に、ぜひ伝えたい!台湾人の考え方

退職(転職)しようか悩む?

んー・・・

それって悩むことなんでしょうか?

次の条件が良かったり、やりたいことがあるなら、さっさと退職しましょうよ。

多くの台湾人と接するうちにそんなふうに思うようになりました。

どうも台湾で武藤拉麺やってるデグです。

2017年2月、2名退職

なんでこんな話題を、といいますと武藤拉麺から新たに2名のスタッフが退職することになったからです。

1人は転職、もう1人は日本へのワーキングホリデーという理由で。

思えば2014年9月に開業して以来、20人以上は辞めていっています。

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退職メンバー含むLINEグループ

一応、退職していったスタッフはアルバイトにかぎらず全員LINEグループで繋がってるんですよ。(現状あまり意味ないですが・・)

ぼくも慣れないころは「みんな辞めていって寂しいなぁ。。。」とか色々思ってたんですよ。

台湾に武藤拉麺を出店して約2年、ついに最後のオープニングスタッフが退職

2016.07.07

こんな寂しんぼ記事書いてたりしてましたからw

最近では、台湾人の彼らと根本的なところで考え方が違うなぁと理解しました。

縛られない台湾人の彼ら

彼らは至ってシンプルです。

自分にとってより条件の良い企業を求めて転職する

こうです。

以前に「日本人はどうして転職や退職することにそんなに悩むの?」と聞かれたことがあります。

ボニー
条件がいいならそちらを選ぶ、当たり前のことじゃない?
ボニー
まあでもそんな真面目なのが日本人が信頼される理由だと思うけど、疲れそう(笑)

ぼくも台湾にきたばかりの時は反論してましたよ。

でぐ
いやいや、会社を1年でやめたらスキルも身につかないでしょ?新人じゃん
でぐ
会社からもっと学んでからやめてもいいと思う
でぐ
たった1年で何が身につくねん!

などなど。

しかし、台湾にきて4年。

ぼくも台湾人と同じく日本人が少しヘンに見えてきました。

忠誠心ってナニ?

実例ということで、身の回りの台湾人がどのように転職しているか紹介してみたいと思います。

台湾人嫁ボニー

このブログに登場する、台湾人嫁ボニー。
彼女は日本から台湾に帰ってきて5年なのですが、その間3つの会社を渡り歩いてます。

IT企業の秘書→飲食企業事務→飲食店舗開発といった感じの転職内容です。
給料は転職を重ねる毎に上がってたらしいです。

ボニー
それでも給料は納得いかないんだけどね

オープニングスタッフの看板娘Lちゃん

オープンのころから武藤拉麺にいた看板娘。

何度もケンカしました。

でぐ
そんなに日本に行きたいなら仕事中に就活していいからさ!

って言ってたら本当にやめていきました(笑)

武藤拉麺を1年ほどで退職し、日本へ渡航。
九州で就職し、東京の大企業へ転職しました。正社員になってたのは驚きました・・・

わずか3年での出来事です。
給料は転職するたびに上がってるらしいです。

たまに電話がかかってきて、聞いてないのに仕事のことを報告してくる子です。(笑)

美人アルバイトのHちゃん

店にいた美人アルバイトは日本へ大手量販店へ就職。

その後1年で台湾に戻ってコンサル会社へ転職。

彼女の場合は給料ではなく、日本就職の面談のときに約束していた業務に就けなかった、というギャップで退職を決意。

たぶん給料は下がってますが、「理想が実現しない→転職」までの行動がとても早いです。

でぐ
ここだけの話、2代目看板娘として社員に誘ったんですけどフラれました

店長候補のTくん

武藤拉麺で1年10ヶ月ほど勤務、その後日系企業でセールスへ 。

新卒でうちに入ったので、他の仕事も体験してみたいというのが主な理由でした。
(後日聞いたらうちより給料が良くて楽だからというw)

でぐ
せっかく店長として店を任せようと思ってたのに!

日本人は就職を重く考えすぎるのか?

この身の軽さについてどう思いますか?

軽薄だ

忠誠心がない

良い転職先じゃなかったらどうする

など理由を並べて受け入れないことは簡単です。

しかし、ここから学べることもあるんじゃないでしょうか?

どうしてぼくは5年も同じ会社で働いていたのか?

日本人代表として、IT業界で5年働いたぼくのケースで考えてみました。

5年間の間で、転職/退職を考えたことは何十回もあります。

そのたびにどうして思いとどまったか?と色々な理由を思い返してみました。

忠誠心

良い上司に恵まれているとき、どうしてもこの人を困らせたくないという思いが先行しました。

また自分の会社の業績がどんどん成長していく中で組織に対する忠誠心は高くなっていきました。(給料の愚痴は言っていましたが)

仲の良い同僚!いい雰囲気の職場!ずっとここで働いていたい!

そんな気持ちが転職を阻みました。

所属感

それなりの会社にいるという所属感。

クビになることもないし、一応給料は上がっていくし。

福利厚生もまあまあ良いし、ここにずっといるほうが賢い選択だろうよ。

転職を考えるたびに今いる会社以上の所属感が持てるのかという不安が自分を止めました。

読んでしまう空気

「今マジで人足りてないよな・・・・」

でぐ
いま辞めたら支店の売上下がるわ・・・(使命感)

後任が育ってない。

次の新人が入ってくるまで。

などなど、職場の人員状況を考えて何度も転職を諦めました。(今思うといいわけですよね)

欠けている行動力

そして1番大きかったのはこれかもしれません。

辞めようと思っても「あと一歩行動に踏み出せない」こんなことばかり繰り返してました。

あと一歩が本当に遠かったです。

 日本人の長所と欠点

どうでしょうか?

自分の経験から、仕事をなかなか辞めなかった理由を考えてみました。

なんだかそのまま「日本人の特徴」をまとめたみたものみたいになってしまいましたね。

日本人の読者さんなら思い当たるところがあるのではないでしょうか?

台湾人には「忠誠心」「所属感」「空気を読む」この3つがないのかもしれません。

だから日本人がどうしてそんなに仕事を辞めることで苦悩するのか理解できません。

組織の和を重んじる日本人に対し、個を重んじる台湾人というわけです。

でもここからハッキリ分かったことがあります。

自分がどうしたいのか分からなくなるのが日本

ぼくは台湾人を絶賛しているわけじゃありません。

彼らは組織に対する忠誠心とか事情とか、しがらみを考えません。
辞める時にすっぱり辞めていくので、信頼関係を築くのが難しいんです。

これが、台湾に進出している日系企業が日本人をマネージャーに置く最大の理由です。

でも、台湾人の「自分はこうしたい!」と考えて、行動にうつす(辞める)ところは凄く見習える部分があると思っています。

日本人の弱点は和を優先するがゆえに「自分がどうしたい」という部分がすっぽり抜け落ちてしまうところなんです。

自分はどうしたいの?

転職とか退職とかで悩む人。

自分がどうしたいのか?って考えることを見失ってませんか?

もちろん所属している組織の事情、家庭の事情など色々あると思いますよ!

でもそういったことに考えが行き過ぎて、1番大切なはずの自分のことをハッキリ言えなくなるのが日本の悪い部分です。

いつの間にか悩みの元がすり替わっちゃうんですよね。

あなたが悩むべきは、組織のことではなく自分がどうしたいのか?ということに対して真摯に向き合うことです。

 

・・・まあ向き合いすぎると、台湾人みたいに2日で仕事やめてしまうっていうことにもなりかねませんけど(笑)

ここは一度、台湾人のエッセンスをちょっと取り込んで、ワガママに考えてみましょうよ。

まとめ

  • 台湾人の転職サイクルは早い
  • それは自分>組織という価値観
  • 日本人は自分<組織という価値観
  • この価値観が自分の願望を考える弱点になっている

まとめるとこのような内容ですね。

自分がどうしたいのかって考えることは、ある意味苦です。

それにやりたいこともなかなか見つかりません。
でも環境や、組織を優先しすぎるともっと見つかりません。

1番ダメなのは「周りのタメに頑張ってるオレかっけー」状態ですよ。

もっとワガママに自分がどうしたいのか考えてみましょう!
 

ボニーのコメント

ボニー
元々お金のために働いているし(ボランティアじゃない)自分が辞めても会社潰れない、入れ替われる人も探せば絶対いる。

だから会社がもっといい給料とかいいポジションくれないなら残るの意味がないと思う。

自分の価値を理解してくれるところに行った方が成長できるし、仕事も楽しく続けれる。(なかなかの真面目なコメントw)

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4 件のコメント

  • 日本語できる台湾人が日本企業に何か貢献できるかとググってみたら、ここに辿り着きました。面白い内容なので、拝読してます。
    あとはいつか内湖へ武藤ラーメン食べに行ってみます。

    • Akiraさん
      コメントありがとうございます!
      台湾人のリアルを発信してますので、今後も読んでいただけると嬉しいです。
      台湾に遊びにくることがあったらぜひ武藤ラーメンによってやってください〜!

  • 以前コメントしたものです
    たしか、台湾人が日本で仕事を見つけるためにはどうしたらいいか
    見たいな話だったと思います。

    今回の「組織の和を重んじる日本人に対し、個を重んじる台湾人」
    これははっきりいって台湾・中国あるあるというか国民性ですよね。

    私が感じるのは日本でも、台湾でも
    中小企業は人材確保に大変ってことだと思います。

    私の経験則から言うと
    「組織の和を重んじる台湾人」も少なからずいると思います。
    台湾で「忠誠心」「所属感」「空気を読む」この3つを持つ人が多いのは
    TOYOTAであり、SONYであったりのようないわゆる大企業ではないのかと

    ■台湾で日系超大手はまさに日本のサラリーマンそのもの

    結局のところ大企業は個より会社で仕事をしており
    個人が独立し大企業と取引するのは並大抵のことではありませんし
    社内・業界に長く精通している人が出世していくものだと思います。
    大企業ほど、スキルより、社内の人間関係が大事になってくるものであり
    人間関係構築は会社に長く在籍している人が有利であり、
    大企業で途中入社で出世競争に勝つのは大変です。

    日本でも、大企業と中小企業では離職率・人材の流動性は圧倒的に違うはずです。
    もちろん台湾は日本と比べたら大企業が少なく中小企業が圧倒的に多いため、
    首都台北でも転職経験者がウジャウジャいるかんじですよね

    でも、TOYOTA、SONY、三井、三菱などの日系でも本当の大手で
    日本人駐在員が10人以上いる会社などは、台湾であっても日本の会社そのものと聞いています。

    日系企業クビはないし、年功序列で給料は上がるし、
    上に行けば仕事は楽になるし、年をとればとるほどみんな辞めていかない
    その反面、若い仕事のできる台湾人は上を見てすぐ辞めて、欧米の外資に転職・・・と

    日系企業で「忠誠心」「所属感」「空気を読む」ができる人(日本の会社になじむ人)が多い会社なら、その会社において、会社が自分の将来の収入、地位、安定などを保証してくれるからではないでしょうか?

    ■中小企業で働いてもモチベーションがなかなかわかない

    将来大きくなるかどうかもわからない会社で、自分が引っ張っていく
     →これってすんごいシンドイです。

    そんながんばるつもりもないし、ちょっとでも楽で給料がいいところが
    あったら転職しちゃおう。
    だって、今の会社にいてなんかいいことある?

     →この考えの中小企業で働いている人が余りにも台湾では多い

    中小企業が、会社の看板で仕事をしていなく、
    営業など個人の力量でお客さんをつなぎとめているんだったら
    なおさらみんなお客さんをもって条件のいいところ行きます。

    ■中小企業で働いてもモチベーションが高い奴

    台湾ではこういうやつが一番危険です。
    いい顔していおいてまじめに仕事して頼りにしている最中に
    お客を持って転職・独立していきます。

    だって、独立したほうが儲かるんだもん・・・

    ハイ終わり・・・

    っていうことで人材確保が大変だっていう話に行きつくんですが
    やっぱり人材が定着するにはその会社で働いていることを誇りに思える
    まだまだ、この会社は他で得られるない環境がある、ってことが大事ですよね。

    また台湾人にあてはまるかどうかわかりませんが
    自分の将来のキャリアプランがしっかりしている人と働きたいですね。

    大企業であれば、新入社員研修でその会社でのキャリアパスを
    イメージさせることはできますが、中小だとなかなかないです

    何のために今この会社にいて、何を身につけたいのか?
    スキルを身に付けた後のステップはどうする予定なのか?

    日本以外の国ではプロセスの過程には重きをおかず、結果だけ見て
    終わりよければすべてよし、という考えが強いと思います。

    これでは、たまたまマグレなのか、必然的にうまくいったのか、
    がよくわからないし、次に続いてくれる人も現れないのではないかと
    結果的にみんなばらばらの目的で働いて収拾がつかない、など

    長くなるのでまとめると

    やっぱり、中小企業で会社がやるべきことは
    会社にいたらこんなことが覚えられて、数年後にはこんな役職について
    給料もこれくらいもらえるよ、でもその代わり仕事はしっかり楽しくやろうね

    こういった目に見えやすい目標を示してあげて、
    共感してくれる人と一緒に会社を盛り上げていきたい。

    仕事する以上は楽しくないと仕事じゃない
    こんな日本人体育会バカと仕事がしたいっと台湾人に思われるように頑張ってください。

    ちなみに私は大学時代、居酒屋でアルバイトをしていたのですが
    いい店長にめぐり合い、毎日売上を気にし、目標を共有され働かされましたが
    その分、売上がよかった日はそれは睡眠時間を削って飲みにつれて行ってもらいました。
    目標を持って共感し同僚と仕事ができたあの楽しさをいつまでも
    自分の中では大切にしています。

    ぜひ、台湾で日本人としての気質を忘れないで
    心折れないように頑張ってください。

    日本人仲間と林森北路で愚痴の一つでも言いながら
    パーっと飲むのもひとつですよ。

    では

    • コメントありがとうございます!

      確かに、台湾人/日本人の問題というよりは、属する企業の将来性、成長、担保性などで、人の行動は変わってきますよね。

      台湾の場合は日本以上に中小企業が多いので、必然的に転職を繰り返すスタイルが大多数になるだけで。

      「この会社にいて先があるのか?」っていう、ところにいち早く答えというか道筋を人にしめせないと、優秀な人でもそれこそお客さんをもって独立・・ということになってしまいますもんね。
      そのことはオープニングスタッフが退職していったときに学びました。
      自分が働く側の気持ちに立てば色々できることがあったなぁ・・・と今でも思います。

      今でも体育会系のような組織のまとめかたが苦手なんです。
      せめてこのブログでぼくが何を考えてるのか、情報発信を兼ねながら整理してスタッフと共有していきたいと思っている次第です^^;

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