IT業界と飲食業界、どっちがツライ?両方体験した自分が考えてみました。

台湾で武藤拉麺を経営しているデグです。

このブログでも書いているように、ぼくの前職はIT業界でした。

IT業界から一転、ラーメン屋を立ち上げ、飲食業界にどっぷり入り込むことになったわけです。

IT業界と飲食どっちの仕事がキツい?

あるとき、スタッフにこんな質問をされました。
ああ、これ面白い質問だなぁと思いました。

飲食業界のみなさん。
「飲食の辛さにくらべたら、パソコンかちゃかちゃしてるだけのIT業界は極楽でしょ?」と思ってませんか?

IT業界のみなさん。
「お前はあの案件が炎上した時の辛さを知ってるのか?飲食業界なんてメシ作るだけだろ」とか思ってます?

ということで、2つの業界を体験したぼくがそれぞれの業界のツライところいいところを書いてみます。

IT業界にも色々あるので・・・

その前にぼくがやっていたIT業界の仕事を定義しておきましょう。

肩書は「システムコンサルタント」

仕事の内容は自社システムの営業、お客様へのシステム導入、導入のアフターフォロー、たまにデータいじりなどの作業有り、といった感じです。
プログラマーさんのような社内にこもりっきりというようなバックエンドの仕事ではなく、矢面に立つようなフロントの仕事でした。

では紹介してみましょう。

仕事が終わらないのがIT業界・仕事が終わるのが飲食業界

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まずはこれ。

ぼくの以前の仕事は複数の案件を複数抱えながら、日々要件定義や、見積もり作成、プレゼン資料作成をしていました。

なので、1日が終わっても「仕事が終わる」わけではないんですね。
複数の案件を抱えていたら仕事は無限にあるので、毎日自分で区切りをつけて帰らなきゃいけません。

それに比べ飲食業界は毎日、毎日営業が終わるたびに区切りがつきます。
朝の開店から夜の閉店、掃除を終えたらその日は終わりです!あとはビール飲んでゆっくり家に帰ろう・・・となるわけです。

IT業界にいたころは家に帰っても、案件の重要度によっては仕事のことばかり考えてて全然仕事終わった感じがしてませんでした。
会社支給のPCを毎日持ち帰ってたのでぶっちゃけ家でも仕事してました。

締め切りがあるのがIT業界・締め切りがないのが飲食業界

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次いでこれ。
IT業界にいたころは、毎日のように見積・提案資料・データ・上司への報告資料・案件の見込み管理など締め切りに追われてました。

あれやらなきゃ、これやらなきゃ。
ああ・もうプレゼン明日やんけ、プレゼン資料作らなあかんやん。
メールも早く返さないと・・・
これに加えて炎上した案件も抱えていようものなら、終電で帰ることは諦めなければなりません。

こんな感じです。

それに比べ飲食業界には締め切りはありません。
強いて言うなら開店時間、閉店時間が締め切りといったところでしょうか。

遅刻さえせず、店に着いて毎日のルーチンワークをこなせばいいだけ、という面においては精神的に非常に楽です。焦燥感がありません。

心がボロボロになるのがIT業界・身体がボロボロになるのが飲食業界

IT業界は身体を駆使する仕事ではありません。
知的労働なので、基本的には怪我をしたり、身体を痛めたりすることは少ないでしょう。

ただ、上記にあげたように毎日締め切りに追われ、プレッシャーを受けるため精神的にダメージを毎日負い続けます。
ストレスの処理方法を知らないと、あっという間に鬱行きです。
ほら、こんな記事もあります。
IT業界には鬱(うつ)病が多い

比較して飲食業界は身体へのダメージを受けます。
例えば、洗い物をするさいの洗剤による酷い手あれ、過労による体調不良、ラーメンを作りすぎて腱鞘炎・・・などなど。
うちのスタッフも足が痛いとか、どこかしらダメージを負ってます。

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※腱鞘炎になった時の写真

結局ボロボロになるんですけど、どっちがいいかっていう話ですねw

IT業界のいいところ

なんといっても、場所を選ばないで仕事ができることです。
お客様への納品とか、商談を除き、PCがあればカフェだろうが、サボって自宅だろうが仕事が進められます。

今思うとこれは非常にいいところです。
飲食店は毎日同じ場所に通い、同じことをやるので非常に飽きやすいというか、退屈感を感じるのです。

環境を簡単に変えられるということは集中力のないぼくにとって最高でした。(社内こもりのプログラマさんとかはいるんでしょうが)

また、ビジネス的に考えると原価がないので高利益を出しやすいのも良いところですね。
ぼくの前職の会社は利益率47%とかわけが分からないぐらい儲ってます。

飲食業界はどんなに利益率高くてもせいぜい14%です。
飲食業界 利益率ランキング一覧-業界動向サーチ-

飲食業界の良いところ

飲食業界のいいところは、毎日お客様との出会いがあることです。
また、台湾という土地柄もあるでしょうが、お客様に帰り際に笑顔でありがとうと言ってもらえるのも非常に嬉しいです。

またIT業界とちがって、料理という実態のあるものを自分で産みだしているという実感をもてることも良いところでしょう。
自分が作ったラーメンが美味しそうに食べてもらえた時は、仕事の充実感を味わえる瞬間ですよね。

結論

IT業界と飲食業界の仕事、どちらが辛いのか?
これは、ぼくなりの結論ですが「IT業界」の方が辛いです。

なぜか?
プライベートと仕事の区別がつかないぐらい仕事が生活を覆ってきたからです。
これはPCさえあれば、仕事に接続できてしまうことが大きな要因。
また、思考する仕事というのは場所を選びませんよね。

ぼくはラーメン屋を興すとき、自宅に帰ってスープを作ったり、チャーシューを作ったりすることはしませんでした。
(というか設備的にできませんでした。)
なので、1日1日を区切って迎えられることを非常に嬉しく思えました。
その日がうまくいかなくても、自宅で仕事ができないので一旦仕事のことを忘れて切り替えられることが精神的に非常にラクです。

もちろん飲食業界の肉体的な疲労はかなり辛いです。
身体のあちこちに支障をきたします。でも店を綺麗に掃除して、閉店したらそれでその日の仕事がひとまず終わるのです。それがいい。

今回この記事を書いてて、もう締め切りやノルマのプレッシャーに追われて、焦燥感が激しい仕事はしたくないなーwと思ったのでありました。
おわり。

ボニーのコメント

ボニー
もしモテたいなら飲食店を選ばないほうがいいね。必ず土日休みじゃないし、カッコイイスーツも着ないしw
もし飲食店を経営をして、彼女まで見つかったらそれは本命になるかもw

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2 件のコメント

    • 別意見を貰えることで勉強になりました。
      もっと掘り下げると、それぞれの業界で自分がどういうポジションで働いているかでも辛さはまた異なってきますよね〜
      別視点での比較記事ありがとうございました!

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